NDフィルターとF値の対応表

モノブロックストロボでスタジオポートレートを撮影する際に、光量が大きすぎる場合があります。
ホームスタジオだと、モデルとストロボの距離を離すことができないという事情もあります。
ストロボの出力を下げればいいじゃないかと思うかもしれませんが、中華系のストロボで、ひどいものだと1/8とか、設定は1/32まできるけど実質1/8までしか下がらなかったりなんてことはよくあります。

2灯、3灯ライティングだとこれはかなり切実な問題で、ISO50まで下げてもF11という場合もあります。
ポートレートの場合、F2.8くらいでぼかして撮りたい場合もありますし、F11以上だと回折の問題も出てくるのであまり絞りすぎたくないところ。

そこで出てくるのがNDフィルターです。ストロボの場合はシャッタースピードで調整することはできないので、NDフィルターを使用するしかありません。

Googleでいろいろ検索したんですが、ND値とF値の関係の表がなかったので作ってみました。
自分用です。はい。
表の見方は、希望F値が実際に設定したいF値、その右を見て現在のF値を探すと、必要なNDフィルター値がわかります。 たとえば、F2.8で撮りたくて、現在がF11だとすると、ND16が必要ということですね。

ミラーレスなんかだと、ISO200までしか設定できない機種もあるので、ND256とか必要になることもあるかもしれませんね。 うちのα99だと、ISO50が設定できるので、ND8か、ND16があれば十分です。

f-stop1

Comments are closed.